第1回「田んぼの学校」企画コンテスト【金賞】

農業体験学習

篠津中央土地改良区/北海道 当別町

 篠津中央土地改良区の地位Kは、石狩平野の南部で石狩川の三日月形に湾曲した弧に抱かれる石狩川右岸に位置し、札幌市並びにその衛星都市のヒンターランドとして格好の位置にある江別市、石狩郡当別町、石狩郡新篠津村、樺戸郡月形町の4ヶ市町村に跨り、石狩川水系、総合開発の一環として食料増産の名の下に篠津地域泥炭地開発事業の発足を見るに至った地域であり、地表平坦で大規模な水田地帯として開発、整備され、今日までに石狩を代表する農業地帯であります。
都志地域を含めた子どもたちに農業体験や自然とふれあう機会を提供し、このことを通じて地域内外からの農業や農業用水に対する理解を深め、ひいては農業農村としての地域の健全な発展に資する。また、この地域の生命線でもある篠津運河沿いを親子一緒に馬に乗って、田園風景をながめながらホーストレッキングで満喫してもらう。

大地の恵みに感謝する野外体験学習

特定非営利活動法人 ひたかみ水の里/宮城県 石巻市

 めだかっこクラブ活動として野外体験、川を楽しもう・川と友達になろう・人々と仲間になろう、をテーマとして川の楽校を毎月2回開催しています。今年は、自然の恵み体験として農業体験を対岸の農地で田植えから稲刈りまでを実習し、古老と触れあい昔と今の農家を聞くことなども計画しています。

しずの学校−ハリザッコの会−

ハリザッコの会/秋田県 千畑町

 秋田県の千畑町土崎地区の農家を中心とした26名のグループです。地元で「しず」と呼ばれる湧泉を教材として、小中学生に水環境の健全さと「しず」に生息するハリザッコ(イバラトミヨ)の生態について勉強していきます。

里山まるごと体験学校

里山の環境と暮らしを楽しむ会/福島県 鮫川村

 福島県鮫川村の葉貫地区は、昔ながらの里山の景観が残っているところです。植物も標高千m級の場所に生育しているものも数多くみられ、生物学的にも興味のある地域でもあります。1昨年から夢のプロジェクト(地元のグループ)の事業として公園づくり(荒廃地)にも着手され、里山の景観づくりに地域ぐるみで取り組んでいる地域でもあります。また、昨年から「湿原の環境保全」のため東京農業大学、大妻女子大学の学生が中心になり、葦苅作業等を実施しています。しかし一方では地域の中にある「国有林」の手入れがなされていないとか、減反田の耕作放棄が目立つ等環境の悪化も多く見られます。このような状況の中で、これまで、体験事業などによって鮫川村と交流のあった都市在住者と「ほっとはうす・さめがわ」(村営の体験交流施設)が中心になり(参加希望の方は随時受け入れます)「ほっとはうす・さめがわ」周辺の里山の景観を保全・創造することにより、地域の活性化に寄与することを目的に行います。

泉っ子の田んぼの学校

毛呂山町立泉野小学校/埼玉県 毛呂山町

 本校では、「田んぼで育つ泉っ子『米づくり体験学習』をテーマに掲げ、子どもたちが、地域と関わり、さまざまなふれあいを通して「生きる力」を育てようとしている。農業への理解を深めるだけでなく、勤労の喜びを味わわせることによって、感性が豊かで協力的で自主自立の精神が身に付くものと考える。毛呂山町では、自然に恵まれ越辺川や毛呂山をはじめとする数本の清流が織りなす山すその町である。この美しい町を支え、将来を担っていく心豊かな子どもたちが育つことを強く願っている。

久喜の歴史と田んぼの学校「親子農業体験」講座No.1
休耕田利用有機栽培「田んぼの学校」親子農業体験

田んぼの学校つくろう会/埼玉県 久喜市

 私たちの町、久喜市を『個性ある文化と市民を育むまちづくり』に机上で検討して、実行組織を市民のてづくりで企画推進し、2002年から開始される学校支援ボランティアの課題を先取りして、自然体験学習・環境学習を市内農家と共に私達の手で、そのソフトを今から計画的に準備構築して、2002年までに提供できる仕組みを検討実行している、久喜市市民大学と高齢者大学の有志の組織です。支援プログラムの内容は、久喜市の基盤農業 1「田んぼの学校」 2「梨の学校」 3「苺の学校」 4「綿の学校」 5「河川浄化の学校」等を5本準備して、ツールを数多く構築しておいて、学齢によりいつでも差し替えができ、体験講座がすぐ提供できる仕組みを事業提案できるグループです。

ため池がとりもつ「田んぼと里山遊び」

かずさ緑の会/千葉県 睦沢町

地域の里山整備・保全と一体化した「子供たちの遊び」サポート活動

山梨県下部町 一色ホタルの里づくり

下部町『一色地区ホタル保存会』/山梨県 下部町

 日本一の『ホタルの里一色』では「ホタルの小川の整備」や「ホタルの生息環境の保全活動」(草刈り、清掃、土方仕事等)などを一緒に汗を流してくれる方を募集しております。また、一色地区の豊かな自然の中で、タケノコ狩り、山菜・キノコ狩り、自然観察会なども開催しております。会員登録(無料)していただければ、季節のご案内をお送りいたします。

都市と農村交流の促進 〜島田市伊久身のあぐりわくわく探検隊活動

伊久身わくわく倶楽部/静岡県 島田市

 年5回の活動をとおして、子どもたちを過保護にせず、子ども自らが自然の中で危険を避けながら、農業や遊びを体験して欲しいと願っている。1年経つと子どもたちが少しずつたくましく成長しているのが、よくわかります。

くろべ水の少年団 〜水辺の探検隊〜

くろべ水の少年団指導者協議会/富山県 黒部市

1.結団式

ウォ−太郎のついたそろいのユニフォームを着てみんな格好良く結団式。
これからよく使う観測機器の使い方も学習しましょう。

2.黒部川のなちたちを調べよう!

どうして私たちはおいしい水が飲めるんだろうか。黒部川扇状地のしくみや湧水郡の様子を調べよう。

3.川の生き物を調べよう!

水辺に入って、生物を採取、観察して水の良さを調べよう。「きれな川に住む虫」「汚い川に住む虫」川にいるのはどっち?

4.北アルプスの探検調査隊!

黒部川の水の源は北アルプス。山岳の自然はどうなっているのだろう?
この日は山登りをします。君は講師の先生についてこれるかな?

5.トロッコ電車で上流探検!

トロッコ電車に乗って上流へいこう。上流の水生生物や岩石を調べます。最後は発電施設の中を探検します。

6.活動を振り返って

最後にみんな集まって、活動を振り返り、まとめ作業をします。

エコノ三井コロジー

三井小学校環境活性化推進委員会/石川県 輪島市

大気と大地を繋ぐ植物、そして、その中で棲息する動物、これらの大いなる循環の一端に触れたい。太古より連綿とした営みが繰り返され、次第に豊になってくる大自然とその恵み。その浄化作用などを体験することによって、環境に対する見方、考え方の深まりを期待し、以下の4つの活動を行う。
1.稲作に見る先人のゼロエミッション体験活動
2.納豆づくり体験活動 
3.メダカを基軸とした地域の環境保全活動
4.炭焼きに学ぶ資源と活用の体験活動

田んぼに囲まれて『環境に優しい生活を考えよう』

グループ「MUGIWARA」/福井県 鯖江市

 鯖江市が主催している「鯖江市まちづくり市民大学」の講座の中で、この「田んぼの学校」企画コンテストの話が受講生の中から出まして、それじゃあ一度、応募してみようよということで、有志が集まり、このグループが結成されました。講座のテーマのひとつであった「環境にやさしいまちをつくろう」の中で出された様々な意見を集約し、楽しく自然に触れることができ、いかに現代の生活は環境にやさしくなっていないかということを、言葉でなく体験を通して、少しでも子どもたちに理解してもらえたらという思いのもと、このような企画になりました。この1泊2日の体験学習で、新しい交流が生まれ、新しい発見があり、参加した全員がなにかを感じ取ってもらえれば・・・と考えています。体験することは、40年前ではごく普通の日常生活です。輝く21世紀に飛び立つ子どもたちに、20世紀のほんの1ページを知ってもらい、感じてもらうことで、鯖江の良い自然を伝えていってほしいと思います。

水の駅

明治用水緑道と水利用協議会/愛知県 安城市

 穏やかに自然をたたえ静かに流れるせせらぎ。失われつつある美しい水辺が古くから私たちの心をどれだけ和ませ、水生の小さな生命を支えてきたのか、ちょっと立ち止まって考えたい。そんな思いから「水の駅」は生まれました。「水の駅」で大東亜も子どもも小さな動植物たちも一緒に“停車”し、青空のもと、ともに遊び、観察会、発表を通して学び、ときには収穫祭などのイベントを行って、水と自然そして人間との共生について考えていきたいと思います。

「みんなで考え・みんなで守ろう−毛原の棚田−」

毛原グランドワーク実行委員会/京都府 大江町

 「日本の棚田百選」に認定された、京都府加佐郡大江町の「毛原の棚田」地域で、現在、この棚田を含めた地域を守るため、関係者(「地元」「企業」「行政」の三者)が一体となった取り組みを進めています。取り組みにあたっては、都市住民など、いろいろな方の支援・協力を得て進め、「棚田」の大切さを沢山の方に知っていただき、学習の場として活用していきたいと思います。

「田んぼの学校園部かわせみ分校」

げんごろうクラブ/京都府 園部町

 げんごろうクラブは、園部町内に住む子育て最中の親子のグループです。土と水、自然とのふれあい、農林業体験に関心を持ち、町内の農地を借りて子どもたちと共に農作業をしている家族がこの田んぼの学校を開校することを目指してグループとしました。
田んぼの学校園部かわせみ分校は、農林業の生産活動を体感し、その周辺の自然とのかかわりを知ることによって、農林業の切り口から環境教育を進めることを目的としています。子どもたちが田んぼの中でどろんこになりながら、土と水に親しむとともに命の大切さと自然の仕組みを学ぶ場です。

あひる畑2000

個育てサークル『あひるの学校』/広島県 福富町

 「育児は育自」「教育は共育」をモットーに個々の違いを認め、お互いに育ちあうことを願いとしています。子どもも大人も不安や孤独感が解消でき、一人一人が楽しく充実したときを過ごせるよう心がけにぎやかに活動中です。今回「あひる畑2000」の企画を休耕田を利用した野菜作りなどを通して生きている土にふれ、作物の成長していく過程を見て楽しむ、そしてそこに生きている生き物を観察することで、母子で食べ物、そして命の大切さを学んでいく機械にしていきたいと思っています。

田んぼ1m2の教室 田んぼ1,000m2の運動場 畦道5,000mの通学路

As奈路倶楽部(あすなろクラブ)/高知県 南国市

As奈路倶楽部(あすなろクラブ):ここにすんで本当に良かったというところにしたい
(明日の奈路)そういう世界を周りにも広げたい
(As NARO)

コンセプト

1.積極的に住み楽しむ
2.THINK GROBAL,ACT LOCAL
3.子どもたちを巻き込む

今回の企画

1.田んぼ1m2の教室:田んぼからの情報発見
2.田んぼ1,000m2の運動場:泥んこ球戯大会
3.あぜ道5,000mの通学路:畦道探検団

「郷土の特産物を栽培しよう」〜もち米とチンゲン菜の栽培
「ほたるのすむ村にしよう」〜ほたるの飼育〜

東峯中学校 2年生と文化部/福岡県 宝珠山村

 2年生のもち米作りは11年目になります。収穫したもち米を利用して餅つきをしています。現在では、ついた餅の大部分を老人世帯へ12月末に送っています。一軒一軒老人世帯を訪問し、その暮らしや心情などに触れ、さまざまなことを学んで帰ってきます。そして、文化部の活動の一環として刈り終わった水田を利用して、郷土の特産物であるチンゲン菜(地域の奨励作物)の無農薬栽培をしています。収穫したチンゲン菜は給食での材料として利用しています。また、ホタルについては、地域在住の専門的な技術者(ホタルを育てる会)を招き、郷土の環境や自然の大切さを考えています。

体で感じ学ぼう!自然のふしぎ?−知ってるかな 田んぼの生きものとそのなかま−山と川と私たち

みやざぎゲンゴロウ友の会/宮崎県 宮崎市

 「田んぼ」を中心とした水辺環境として、水田、水路、ため池、里山に焦点をあてて、そこに生息する生物とのふれあいや今や忘れさられようとしているどろんこ遊びを通して自然を愛する心を育てていくことを目的に、自然を大切にする心を育むため、聞く・見る・触れる、匂う、味わうの方法により体験を通して自然とのふれあいを行うことにしている。

「ほたる飛びかう清流の里」短期山村留学

「ほたる飛びかう清流の里」山村留学実行委員会/鹿児島県 栗野町

 「ほたる飛びかう清流の里」山村留学では、1年間を通して幸田川の清流とほたる、そして棚田を中心として田園風景を背景に活動を展開しています。中でも、夏休みを利用し、都会の子供たち約30名と幸田小の子供(約50名)との交流の場として「ほたる飛びかう清流の里」短期山村留学を実施します。農産物収穫体験や川魚のつかみどり、町内めぐりの他に休耕田(棚田)を利用した「田んぼの鉄人」と題した自転車の板わたり、どろんこドッチボール、どろんこソリスキー、竹・丸太渡りなど、その他、かずら大縄引き、田んぼゴルフ、黒米、赤米の栽培も実施しています。

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